けいれんをおこしたときは
あわてずに時間をはかるのがポイントです!
家庭での対応
- からだをゆすったり、抱きかかえたりしないであおむけに寝かせましょう
- 呼吸がしやすいように、着ている⾐服をゆるめましょう
- けいれん中の様⼦を観察し、時間をはかりましょう
【観察するところ】
・ ⼿⾜の動きはどうか (ぐっと突っ張っているのか、ガクガク⼿⾜を動かしているのか)
・ 左右差はないか
・ ⽬の向きはどうか
・ 全⾝がけいれんしているのか、部分的なけいれんなのか
・ 顔⾊や唇の⾊はどうか
・ けいれんはどのぐらいの時間続いたか - ⼝にタオル・わりばし・指などを⼊れないようにしましょう
昔、けいれん中は、⾆を傷つけないために、⼝に何かくわえさせた⽅がよいなどと⾔われてきました。
しかし、何か⼊れると、⾆を押し込んで息ができなくなったり、⻭を折ったり、噛み切ったものを飲んだりしてかえって危険です。絶対にやめましょう - もし吐いたら、吐いたものがのどに詰まらないように、顔を横向きにしましょう
落ちついてきたら
- 体温を測りましょう
- 意識はどうかなどを落ち着いて観察しましょう
こんなときはすぐ医療機関へ
- けいれんが15分以上続く場合
- けいれん後 意識が戻らない、⼿⾜の⿇痺がある場合
- けいれんを繰り返し起こす場合(2回以上/24時間)
- からだの⼀部分がけいれんした、左右差があった場合