ひなた小児科クリニック

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けいれん

けいれんをおこしたときは

あわてずに時間をはかるのがポイントです!

家庭での対応

  1. からだをゆすったり、抱きかかえたりしないであおむけに寝かせましょう
  2. 呼吸がしやすいように、着ている⾐服をゆるめましょう
  3. けいれん中の様⼦を観察し、時間をはかりましょう
    【観察するところ】
    ・ ⼿⾜の動きはどうか (ぐっと突っ張っているのか、ガクガク⼿⾜を動かしているのか)
    ・ 左右差はないか
    ・ ⽬の向きはどうか
    ・ 全⾝がけいれんしているのか、部分的なけいれんなのか
    ・ 顔⾊や唇の⾊はどうか
    ・ けいれんはどのぐらいの時間続いたか
  4. ⼝にタオル・わりばし・指などを⼊れないようにしましょう
    昔、けいれん中は、⾆を傷つけないために、⼝に何かくわえさせた⽅がよいなどと⾔われてきました。
    しかし、何か⼊れると、⾆を押し込んで息ができなくなったり、⻭を折ったり、噛み切ったものを飲んだりしてかえって危険です。絶対にやめましょう
  5. もし吐いたら、吐いたものがのどに詰まらないように、顔を横向きにしましょう

落ちついてきたら

  • 体温を測りましょう
  • 意識はどうかなどを落ち着いて観察しましょう

こんなときはすぐ医療機関へ

  • けいれんが15分以上続く場合
  • けいれん後 意識が戻らない、⼿⾜の⿇痺がある場合
  • けいれんを繰り返し起こす場合(2回以上/24時間)
  • からだの⼀部分がけいれんした、左右差があった場合