0555-73-9198リンゴ病(伝染性紅斑)
ヒトパルボウイルスB19というウイルス感染が原因の病気です
リンゴ病は春から夏にかけての時期に流行することが多く、 ４～５年周期で流行を繰り返す傾向にあります。また、１度リンゴ病になると２回目はかかることはありません
症状
初めは、発熱、咳、鼻水、筋肉痛、頭痛、腹痛などの風邪のような症状が出ます
症状がでた約1週間後に両頬に赤い発疹・手足や体幹部にレース状または網目状のまだら模様の赤い発疹が出て、発疹が出たときに、初めてリンゴ病と気づくことが多いです
発疹は通常1週間程度で自然に消えますが、紫外線やお風呂など、体があたたまったりすると発疹が再びあらわれることがあります。 長時間の入浴は避けましょう（シャワーだけでも可）
感染経路
飛沫感染（くしゃみや咳）や接触感染（ウイルスに触れた手で、口や鼻を触る）
飛沫や接触で感染するため手洗いやマスクの着用等で予防行動をすることが効果的！
登園基準
症状が改善したら、登園・登校は可能
発疹が出始めると、感染力はないため、発疹が出ていたとしても登園・登校は可能です
こんな時は受診しましょう
特効薬はありません。症状をやわらげる薬が使われます
登園・登校
かゆみが強い、高熱が続く、元気がなく水分がとれないなどの時は受診してください
注意
- 妊婦さんがリンゴ病に感染した場合、胎児水腫、流産のリスクが高まります
妊婦さんはリンゴ病の流行期は特に、風邪症状のある人と接触をさけ、マスクの着用や手洗いをするなど感染予防をしましょう